こんにちは!
はたらく栄養の「ようこ」です。皆さんは青汁を飲んだことがありますか?青汁と聞くと健康にはいいけど、苦くておいしくない、というイメージを持たれている方も多いでしょう。しかし、最近の青汁は飲みやすいうえに女性にうれしい美容成分も豊富に入っている商品が多く販売されています。
今回は青汁の持つ美容効果に着目し詳しく解説します。さらに毎日続けることができるよう、飲みやすい青汁をランキング形式で発表いたします。
INDEX
優秀すぎ?青汁の美容効果・効能を徹底解説
青汁とは、栄養価の高い緑黄色野菜を原材料とした健康飲料をいいます。青汁が発売された当初は、野菜独特の苦みやにおいがあり、おいしくない、飲みにくいなどといったイメージを連想させる商品でした。しかし、最近の青汁は原材料の見直しが行われたり、はちみつやオリゴ糖といった甘味料が添加され、飲みやすく改良されています。
青汁の主成分として代表的なものに、ケール、大麦若葉、明日葉、桑の葉があり、これらの食材はいずれも栄養価が高く、抗酸化作用があるビタミンA、ビタミンC、ビタミンEや脂質や糖質の代謝に必要不可欠なビタミンB1やビタミンB2のほか、腸のぜん動運動を促進して便秘を改善し腸内環境を整える食物繊維を豊富に含んでいます。
毎日の食生活にプラスすることで、不足している栄養素を補うだけでなく、美容にもうれしい成分を手軽に取り入れることができます。
インナー美容と言えば青汁!もっと詳しく美容効果を解説
青汁は栄養価が高く健康面だけでなく美容面にも効果があります。ここでは青汁の持つ美容効果について詳しく解説します。
1|抗酸化物質でアンチエイジング効果
青汁には抗酸化作用をもつビタミンA、ビタミンC、ビタミンEを豊富に含んでいます。さらに原材料の一つである大麦若葉には、SOD(Super Oxide Dismutaseスーパー・オキサイド・ディスムターゼ)酵素が含まれています。
このSOD酵素は、抗酸化ビタミン同様に体内での活性酸素を除去し、発生を抑えるはたらきをします。体内で過剰発生した活性酸素は、シミやくすみなどの原因となります。活性酸素を除去し抑制することでアンチエイジング効果が期待できます。
2|食物繊維で腸内環境を整える
便秘によって腸内に便や老廃物が蓄積されると、悪玉菌から有害物質が作り出され、肌荒れや吹き出物など肌トラブルの原因となります。青汁には第6の栄養素とも呼ばれる食物繊維が豊富です。食物繊維の中でも、腸内環境美化に役立つ水溶性食物繊維が多く含まれています。
水溶性食物繊維は、水に溶けるとゼリー状になり、小腸での栄養素の吸収の速度を緩やかにするはたらきがあります。また、大腸内の細菌により発酵分解され、ビフィズス菌などの善玉菌となり、腸内環境が改善されます。腸内環境が整うことで、効率よく老廃物が排出され、肌トラブルも改善、予防することが期待できるのです。
3|冷えやむくみを改善する
女性にとって、冷えとむくみは美容の敵です。青汁に含まれているカリウムには、体内の余分な塩分(ナトリウム)を排出するはたらきがあるため、むくみ改善の効果が期待できます。また、抗酸化ビタミンのひとつであるビタミンEには、血管をしなやかにし血流を促進するはたらきがあるため、冷えを改善する効果が期待できます。
青汁の美容効果・効能まとめ
- 抗酸化物質でアンチエイジング効果
- 食物繊維で腸内環境を整える
- 冷えやむくみを改善する
青汁の美容効果をさらに発揮させる3つのこと
青汁は食品のため、いつ飲んでも問題はありません。体への副作用についてもさほど心配する必要はありません。それだけではなく、飲むタイミングによってその美容効果をさらにアップすることができます。ここでは青汁の美容効果をアップするための飲み方について解説します。
1|ご飯を食べる前に飲む
ご飯には炭水化物などの糖質が多く含まれていて、食べると血液中のブドウ糖の量が増え血糖値が上昇します。血糖値が上昇すると、すい臓からインスリンといわれるホルモンが分泌されます。インスリンは糖をエネルギーとして変換することで、血糖値を正常な値に戻すはたらきをします。
ところが、急激に血糖値があがりインスリンが過剰分泌されてしまうと、エネルギーも余分に変換されてしまいます。その結果、体内で使用されない余分なエネルギーは体脂肪として蓄積されてしまいます。この血糖値の急激な上昇を抑制するはたらきをするのが食物繊維です。
青汁には食物繊維が豊富に含まれているため、食前に飲むことで、栄養の吸収を緩やかにし、血糖値の急激な上昇を防いでくれます。
2|運動や筋トレ後に飲む
運動をするとエネルギー消費されるため、糖質や脂質の代謝に必要なビタミンB1やB2が大量に使用されます。さらに、激しい運動や筋トレによって酸素を多く取り込むと、体内に悪影響を及ぼす活性酸素が発生されます。活性酸素が過剰に発生すると、老化を進行させてしまうリスクが高まってしまいます。
青汁には、ビタミンB群や、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEが豊富に含まれており、活性酸素を除去するはたらきをもつ抗酸化ビタミンが豊富に含まれているため、運動や筋トレ後に飲むことで、使用された栄養を補うことができます。
3|朝起きてから飲む
朝の起床後は、夕食から一切食べ物が胃の中に入っていない状態で、空腹感がピークに達しています。そのためか、朝食を摂取することで体温が上がり、一気に代謝が活発になります。朝食を摂ることで、体の機能が働き始めるため、生活リズムを整えていくためにも、朝食をきちんと摂取することが理想です。
しかし、忙しくて朝食を摂取することが困難な場合や、食欲がない時は誰しもあることです。このようなときには、とくに青汁を飲むことをおすすめします。青汁を飲むことで手軽に栄養を摂取できるほか、昼食まで時間が空きすぎてしまうことがないため、昼食を摂取する際に急激な栄養の吸収を抑えることができます。
飲みやすい!美容におすすめの青汁ランキング
青汁はたくさんの商品が売られているため、はじめての方はどれを選んでよいか迷ってしまいますよね。ここではおすすめの3商品をランキングにしてご紹介します。
1|サントリー 極の青汁
大手飲料メーカーのサントリーが作っているため、安心して飲むことができます。熊本県産など国産の大麦若葉と鹿児島屋久島産の明日葉を使用することで2つの野菜の栄養素をしっかりと凝縮しています。さらに野菜ポリフェノールのケルセチンをケルセチンプラスという形でプラスすることで、体内に効率よく吸収することができます。
また、煎茶と抹茶を加えることで、毎日飲みたくなる飽きのこないおいしさが味わえます。
2|株式会社えがお 青汁満菜
九州産の大麦若葉を主成分に、長命草やケール、ゴーヤなどの18種類の健康グリーン素材を配合しています。また微粉砕加工を施しているため、サラサラしていて水やお湯に溶けやすく、すっきりとしたなめらかな飲みやすさです。
3|エバーライフ 飲みごたえ野菜青汁
大麦若葉、小松菜、ケールなどの緑黄色野菜だけでなく、キャベツや大根などの淡色野菜のほかに、豆やごま、しいたけなどをプラスして合計30品目を使用しています。さらにローヤルゼリーやヒアルロン酸といった美容成分と、植物性のナノ乳酸菌をプラス配合した商品です。
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健康面だけでなく美容効果も期待できる!?青汁のまとめ
栄養価が高く、健康面だけでなく美容効果も期待できる青汁は、毎日継続して飲むことでその効果が期待できます。体によいからといって一度に過剰に摂取するのはよくありません。また、青汁は商品によって使用されている原材料が異なるため、選ぶ際には、原材料や成分表示を確認してご自分にあった商品を選びましょう。